【キャンベラ3日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は3日、今年最初となる月例の理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げ2.25%とすることを決定した。このレートは史上最低。
ホッキー連邦財相は金利引き下げについて、「国民や事業者にとっては良いニュース。政府は国民の負担軽減のために一生懸命努力している」と述べた。
政策金利が下がったことで、住宅ローンを抱える人々にとっては自分の銀行がRBAの決定をローン金利に反映させるのかが気になるところ。
国内最大手の4大銀行のうち、ウエストパック、コモンウェルス、ナショナル・オーストラリアの3銀行は、現在、自社のローン金利のチェックを行っていると述べた。ANZ銀行は、6日に開かれる月例金利検討会議で決定すると発表した。