政治

アボット首相に逆風 州選挙敗退受け

【キャンベラ4日AAP】   アボット連邦首相に対する逆風が自由党内からも吹き始めた。先週末のQLD州選挙で自由党が敗退確実となったことが大きな要因となっている。

これを受け、ビショップ副党首が連邦首相の座を狙うのかその動向が見守られているが、ビショップ氏は4日、自由党議員を前にして「党首選に立候補することはない」と明言した。

複数の自由党議員がアボット首相のリーダーシップについて疑問の声を挙げており、首相が提案したGP診察料導入についても再検討すべきと訴えた。

世論調査「エッセンシャル・ポール」では、自由党支持者の間でビショップ氏が党首になるべきと回答した人が多くいたが、全回答者の場合では、元党首で現在はコミュニケーション相であるマルコム・ターンブル氏が党首にふさわしいとされた。

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