【キャンベラ5日AAP】 トラス副首相は5日、党首を務める国民党の今年初の会合に出席し、国民党と自由党の連立与党について、アボット首相が交代することになれば、連立体制も見直されることになるだろうと話した。
自由党内でも、10日にキャンベラで開かれる会合で首相の退陣を求める動きが出るとみられているが、後任として名前の挙がっているターンブル通信相およびビショップ外相は、現在のところ動きをみせていない。
トラス国民党党首は、2013年9月に発足した連立与党について、自身とアボット自由党党首のもとで合意したものだと強調。さらに、「アボット首相の仕事ぶりには満足している」としながらも、党首問題は早期に解決されるべきとの見解を示した。