【ブリスベン7日AAP】 QLD州の自由国民党(LNP)党首選が行われ、新党首にローレンス・スプリングボーグ氏、副党首にジョン・ポール・ラングブローク氏が就任する。同党の党首交代決定は、主要政党選択が未決定であるカッターズ・オーストラリア党2議員の支持を得られると予想される。
先週のQLD州選挙で、ニューマン州首相がアシュグローブ選挙区で落選した自由国民党は、党首不在状態であった。与野党とも州議会89議席の過半数を確保できなかったため、ニューマン氏は同州首相代理を務める。現与党の自由国民党は39議席を獲得し、これまでに43議席を獲得した野党労働党は、ピーター・ウェリントン無所属議員の支持を得て計44議席となる。マリーボーロ、ファーニー・グローブ、ウィットサンデーズ、マウント・オマニーの4選挙区で、いまだ当選確実が出ていない。労働党は政権奪回まで少なくとも1議席が必要。