【シドニー9日AAP】 オーストラリア沿岸でサメがサーファーなどを襲撃し死亡したケースはこの12カ月で6人となった。
9日午前、NSW州北部沿岸部バリーナに近いシェリー・ビーチでサーフィンをしていた日本人男性がサメに足をかまれ死亡した。死亡したのは「ナカハラ・タダシ」(41)さんとみられていて、一緒にサーフィンをしていた友人らはナカハラさんの叫び声を聞いた後、ナカハラさんを海岸まで連れ戻したが即死状態だった。
数日前にも、NSW州北部沿岸部にあるセブンマイル・ビーチで、サーフィンをしていた男性(35)がサーフボードに座っていたところサメにかまれた。現在もゴールドコースト病院に入院している。
シドニー水族館のサメ飼育員によると、世界中で一年間にサメに襲撃され死亡する人の数はおよそ6~7人。ほとんどがオーストラリアで発生しているという。