【パース11日AAP】 WA州のクリス・バック議員が、動物保護活動に対する新しい規制法の導入を提案した。11日に提案された法案では、動物虐待を撮影した映像が速やかに提出されない場合や、養鶏場や養豚場などに無断で立ち入るなどした場合に罰金が科せられる。
獣医師の資格を持つバック議員は、動物保護活動を理由に私有地に無断で立ち入ったり、動物や人間の安全を脅かす行為が増加していることが提案の理由と説明。「虐待が起きているのなら、(撮影ではなく)阻止するのが最善策」と述べた。
またバック議員は、農場や工場などに立ち入ることで病気を持ち込み、動物たちを危険にさらすことになりかねないことや、乗り物や建物の損壊で人間にも危険がおよぶ可能性があることを指摘した。