【アデレード12日AAP】 2歳の孫を許可なくマレーシアへ連れ出そうとして、誘拐と密航の罪に問われていた祖母に対する訴えが12日、アデレード地域裁判所で取り下げられた。
52歳の祖母は、孫の2歳の男児とアデレードで暮らしており、孫は州政府の保護下に置かれていた。祖母は、64歳の孫の祖父とともに孫の両親を違法に援助したとして起訴され、孫の両親は許可なく男児を司法権外へ連れ出した罪に問われていた。
27歳と24歳の両親はすでにオーストラリア政府へ身柄を引き渡されており、検察は祖母以外の3人への起訴内容を、保護命令遵守を怠った罪、および許可なく司法権内外で子供の身柄を移動させた罪に切り替えた。