【シドニー19日AAP】 18日夜遅くにシドニーを通過した大嵐によってガスボンベが男性を直撃し、男性は死亡した。
男性(37)は18日午前零時前、ロックスのハリントン・ストリートを友人と歩いていたところ、上から落下したガスボンベの直撃を受けて胸部と手に重傷を負った。目撃者らが近くのホテルに男性を運び、男性は心停止状態に陥った。警察が蘇生救急処置を施し、搬送先のセント・ビンセンツ病院で男性の死亡が確認された。
デイビッド・エル・バダウィ刑事は19日、「ボンベはかなりの高さから落ちたと考えられる。いたましい出来事だ」とコメントした。事件現場が設置され、目撃情報などを呼び掛けている。
NSW州救急局も、100万人に1人あるかないかの事故としつつ、悪天候を過小評価しないよう注意喚起を促した。