【ブリスベン13日AAP】 先月行われたQLD州議会選挙の結果、労働党が3年ぶりに政権を奪回し、同党のアナスタシア・パラスチュク氏が第39代QLD州首相に就任する。
州議会89議席中、労働党は44議席を獲得、自由国民党は42議席、カッターのオーストラリア党は2議席獲得した。絶対多数政党のない議会で、労働党は無所属のウェリントン議員の支持を得た。ウェリントン氏は、「今後すべてに同意することはないだろうが、パラスチュク氏の心は適所にあり、私はQLD州のために正しいことをしたと信じる」とABC局に話した。
自由国民党のスプリングボーグ党首は、パラスチュク氏と労働党を祝福し、「QLD州に強硬且つ機能する民主主義が存在することが、今回の選挙で証明された」と話した。
パラスチュク政府は多くの障害に直面しており、同氏が抱える連邦議員の多くは議会経験もない。同氏は、大臣数を現在の19人から14人に減少するとしている。