【アデレード14日AAP】 SA州で週末にかけてブッシュファイヤーの危険な状態が続くと予想され、複数地域で火気全面禁止が発令された。
同州消防隊は14日、多数の火の制御に徹した。ポート・ピリー北部のポート・ジャーメイン、西部沿岸部セドューナ、ヨーク半島のミンラトン近郊での火災は、消防隊員や消防飛行機によって制御された。地方消防サービス(CFS)は、煙で見通しが悪くなるため車を運転する人は注意するよう勧告した。住民に対しても引き続き用心し、火が発生した際には報告するよう促した。
CFSは15日、州中北部、マウントロフティ山脈、マレーランズ、南東部で火災の危険性が非常に高いと予想している。北西部パストラル地区、西部沿岸部、エア半島東部、フリンダーズ、ヨーク半島、そしてリバーランド地区でも、深刻な火災の危険が予想される。該当地域の住民に対し、ブッシュファイヤーに対する準備を整えるよう勧告し、芝刈りやドリルなど火花を起こす可能性がある活動も行わないよう警告した。
15日遅く、州全域で気温が下がると予想される。