【ブリスベン16日AAP】 QLD州で先頃行われた選挙で、与党に返り咲いた労働党率いる新内閣が発足。就任式が行われた。
州総督官邸で行われた就任式でQLD州のポール・デ・ジャージー総督は、アナスタシア・パラスズック新QLD州首相に対して、39代目の州首相に就任したことを温かく歓迎し、握手を交わした。
新内閣にはブライ元内閣で大臣を務めたケイト・ジョーンズ氏やキャメロン・デッィク氏なども選ばれた。新大臣が1人ずつ呼ばれ、その家族や友人らが祝福の拍手を送ったが、中でも一番大きな喝采を得たのは、同州で初の女性先住民系となるエノッチ議員。同議員は、住宅・公共事業大臣及び科学・革新大臣を兼任する。
パラスズック新首相の父親であるヘンリーさんは、「娘が高校時代に“首相になりたい”と書き残したことを思い出す。娘を誇りに思っている」と述べ、この日がいつか来ると信じていたと話した。