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VIC安楽死 半年で52名

【メルボルン19日AAP】  VIC州で安楽死法案が可決後、昨年6月~12月の6か月間に安楽死した人の数が52人だったことが、最新の報告書で明らかになった。自発的幇助自死審査会によると、このうち9人が医師による薬品の投与で死亡し、43人は自身が薬品投与を行い死亡した。

 

VIC州のミカコス保健相は「自発的幇助自死の資格認定は非常に厳しいが、需要も非常に高い」と述べた。また、審査会の会長で最高裁の元裁判官だったキング氏は、家族が自死の決断に同意しないケースも複数あったが、最終的には患者をサポートすることとなったと状況を説明した。

 

さらにキング氏は「これまでに自分の意思に反し、強制的に行われた証拠はない」と述べ、子どもやその他の人が家族などに安楽死を勧めたという例もないとしている。同法では、安楽死を希望する患者は2名の医師から署名を得る必要がある。患者が医師と面談をする際、州政府が旅費を負担する場合もある。

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