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失業率5.3%とやや上昇

【キャンベラ20日AAP】  オーストラリアの今年1月の失業率は、前月から0.2%ポイント上昇し5.3%となったことが、豪政府統計局による最新の発表で明らかになった。フルタイム雇用が4万6,200人増加した一方、パートタイム雇用が1万3,500人減少した。

 

失業率を州別で見るとQLD州が最も大きな伸びを示し0.6%増の6.3%となったほか、VIC州とTAS州が0.4%増でそれぞれ5.4%と5.9%だった。一方、SA州は最大の下落率となる0.5%で失業率は5.7%だった。

 

BISオックスフォードのエコノミスト、ランケイク氏は、先に発表された賃金の上昇率がほぼ横ばいだったことを合わせても、労働市場にまだ余裕があると指摘。向こう数カ月で失業率はさらに上昇し、その後、金利の引き下げが実施されると予想している。

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