一般

大型の消火航空機を購入へ QLD

【ブリスベン20日AAP】  QLD州政府は20日、次の山火事シーズンに備え、空中から大量の水を落下させて消防活動を行う大型消防タンカーを購入する方針を明らかにした。一度に1万5,000リットルの水を放水することが可能だという。

 

QLD州のパラシェイ首相は、全国航空消防センターと提携し、QLD州を拠点とする消火活動用の大型消防タンカーを購入する費用について、補助金を拠出する考えを示した。同首相は昨年からタンカーの購入を示唆しており、連邦政府からの補助が期待できないのであれば、州政府が自ら費用を負担するとの意向を示していた。

 

QLD州の消防士は、昨年の山火事シーズンに72機の航空機を使用。消火活動は6,557時間に上り、前年の2倍を記録した。大型の消防タンカーはQLD州では2018年に初めて使用された。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら