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サイクロン「マルシア」が上陸 QLD

【QLD州イェップーン20日AAP】   サイクロン「マルシア」がQLD州に上陸し、強風と豪雨により低地に建つ住宅は破壊され、屋根が吹き飛び、木も引き裂かれた。マルシアは、オーストラリアで記録された6番目のカテゴリー5サイクロン。

マルシアは20日、比較的人口の少ない同州中央部のショールウォーター・ベイに上陸し、その後徐々に勢力を弱めた。マルシアはイェップーン到達時点でカテゴリー4に、ロックハンプトン到達時にはカテゴリー3に引き下げられ、内陸のビロエラに進んだ。20日夜までに、ロックハンプトン地帯の5万棟以上の住宅で停電した。死亡や重傷例は伝えられていない。

QLD州のパラシェー首相は、「最悪のシナリオを避けることができて非常に有難い」と話した。

マルシアと、別の気圧の谷による同州南東部への影響についてパラシェー氏は、「2011および2013年の洪水は繰り返されない」と強調した。ブリスベンのカーク市長も警戒を呼びかけつつ、ブリスベン川の堤防決壊について重要視していない。

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