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難民収容施設が閉鎖に ダーウィン

【キャンベラ21日AAP】   ダットン移民相は、ボート難民流入阻止の成功により、ダーウィンのブレイディン難民収容施設を4月7日に閉鎖すると発表した。

同施設は、多数のボート難民に対応するため、先の労働党政府によって2013年6月に開設された。ダットン氏は声明で、「労働党政権下、難民拘留ネットワークは増大し、莫大なコストを要した。ブレイディン難民収容施設の閉鎖により、賃貸料のみで年1800万ドル以上の削減になる」と話した。同施設は、連邦政府が1年ほどの間に閉鎖を決定した11番目の難民収容施設。 

現在同施設に収容されている拘留者は、別の収容所に移動される。また、ブリッジング・ビザ資格保持者はコミュニティ内に移り住むなどされる。移民局は、ブレイディン難民収容施設とビジネス協定を結んだ地元の供給業者らと、引き続き連絡を保っていくとしている。

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