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帰国のクルーズ乗客 2人が感染

【キャンベラ21日AAP】  保健省によると、新型肺炎(COVID-19)の拡大をうけ横浜に停泊していたクルーズ船から下船し、チャーター機でダーウィンに到着したオーストラリア人のうち、2人から感染を示す陽性反応が出ていたことが明らかになった。今後、感染者が増加する可能性も出てきた。

 

感染が分かったのはWA州の78歳の男性と、SA州の24歳の女性で、それぞれパースとアデレードの病院に搬送される見通し。2人とも容態は落ち着いており、他の乗客から隔離された場所で待機しているという。

 

保健当局のマーフィー氏はダイアモンド・プリンセス号でも、ここ数日で感染が発覚した人がいるとして、「感染したが症状が出ていない人がいてもおかしくない」と述べ、これまで複数のウイルス検査を行ったにもかかわらず、陽性の患者が出たことは驚きではないと話した。

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