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サンゴ礁の白化再び深刻に QLD

【ブリスベン21日AAP】  QLD州グレートバリアリーフの北端にある世界最大規模のサンゴ礁地帯で、深刻な白化現象が進んでいることが、連邦政府の主導するサンゴ礁保護団体グレートバリアリーフ・マリンパーク協会(GBRMPA)の調べで明らかになった。深刻な白化現象が確認されたのは今夏初めて。

 

グレートバリアリーフでは北端、中央、南部で水温上昇によりサンゴ礁へのストレスが高まっており、GBRMPAのワチェンフェルド氏は「これだけの高いストレスがかかれば、白化現象が起きるのも当然で、警戒レベルを最高に引き上げて観察を続けている」と話した。

 

マリンパークが管理するほとんどの海域で、2月11日の時点の水温が例年を0.5~1.5度上回っているほか、一部では2~3度上回っている場所もある。当局は白化現象がその他の海域にも広がっているとの情報を受け、サンゴ礁の受けたダメージについて調査を続けている。

 

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