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シドニーカフェ タイ産ツナで食中毒

【シドニー27日AAP】  シドニーのカフェで購入したツナを食べた客7人が26日、食中毒の症状を訴えた。カフェで使用されたと見られるタイ産のツナ缶は、「John Bull Tuna Chunky Style in Sunflower Oil」で、当局は回収を急いでいる。

当初、タウン・ホールのカフェ「Soul Origin」でツナを食べた4人が魚のヒスタミン中毒の症状を訴え、さらに同カフェでツナを食べた3人が発症した。回収の対象となったツナ缶は、主にケータリング業者らの間で使われており、一般にはほとんど出回っていない。

NSW州保健当局によると、魚のヒスタミン中毒では、汚染された食品を食べた直後から1時間以内に発症し、数時間で回復するが、重症の場合は死に至るケースもある。国内では先ごろ、中国産の冷凍ベリーを食べた21人がA型肝炎と診断され、回収する事件が起きたばかり。

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