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国際銀行カード犯罪で男に懲役刑 

【ブリスベン27日AAP】   盗んだ銀行のカード情報を使って、ゴールドコーストのATMから60万ドル以上を引き出したルーマニア国籍の男に、懲役7年が言い渡された。

アレクサンドル・ストロイア(30)は2012年、国際犯罪組織のオーストラリアリンクとして、犯罪組織から受け取った口座情報を使って複製の銀行カードを作り、わずか2か月以内で63万6800ドルを引き出し、100回以上に分けて海外に送金した。2012年4月の逮捕時、同被告の所有額は6万6900ドルのみだった。ストロイア被告は当時、別の詐欺事件で懲役3年のうち18か月を服役後、釈放されたばかりだった。

ブリスベン地方裁判所でテリー・マーティン裁判官は、前回の刑期が明らかに犯罪抑止にならなかったと述べ、ストロイア被告に対し、少なくとも刑期半期は仮釈放なしの懲役7年の判決を言い渡した。また、釈放条件に違反したとして、同被告に追加で懲役18か月を言い渡した。

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