【シドニー2日AAP】 NSW州中央沿岸部にある祖母の家から5カ月前に失踪したウィリアム・タイレル君に関して、警察は、新たに入手した情報を元に失踪現場から近い森林の捜索を開始した。
警察が捜索を行っているのはボニーヒルズにある森林。午前9時ごろ、およそ30人の警察官が森林に入っていった。機動隊や警察犬、さらには水上警察も捜索に参加している。警察は2日、「ここでの捜索は数日かかるとみられている。これが最後の捜索活動とは思っていない」と述べた。
1日、NSW州クライム・ストッパーズは、26カ国に対してウィリアム君発見につながる情報提供を呼びかけた。今年1月には、ウィリアム君失踪現場の近くに住む男性修理工の自宅が事件に関する捜索を受けたが、警察は、この男性は容疑者ではないことを強調している。