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連邦政府、イラク北部への渡航を禁止

【キャンベラ2日AAP】   連邦政府は2日、イラク北部にある都市モースルへの渡航を禁止すると発表した。

これは新たに施行されたテロ対策法の下で、連邦政府が指定した渡航禁止都市を訪問する際には正当な理由が必要となり、また訪問する際にもテロ集団の戦争に参加しないことを条件とする。違反した場合、最高で懲役10年が科せられる。

ビショップ外相は、モースルはイスラム系過激派組織「イスラム国」の支配が最も進んでいると述べ、同都市に滞在しているオーストラリア人に対して、正当な理由がないのであれば直ぐさま脱出するよう呼びかけた。

テロ対策法の下、連邦政府が渡航都市を規制するのはこれで2都市目。前回は昨年12月、シリアのアル・ラッカ地方への訪問禁止を発表した。

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