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コアラ「間引き」は継続 VIC州政府

【メルボルン4日AAP】  VIC州政府は、2013年と2014年にかけて、増えすぎを理由に約686頭のコアラを安楽死させ、さらにその事実を公表していなかったことに対する批判を受け、今後は公表することを約束した。

安楽死の事実を隠していた理由については、活動家や地元住民らからの反発を懸念したためと伝えられている。ネビル州環境相は4日、「専門家が必要と判断すれば、さらに安楽死させる可能性もある」「餌不足によって苦しむコアラを減らすことが最優先課題」と述べた。

アンドリュー州首相は、今回明らかになった「安楽死」は、過去の州政権のもとで起きたことだと強調し、もっと透明性をもたせるべきだったと述べた。また専門家は、より適切なアドバイスのもとで他の選択肢を探れるはずだと指摘した。

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