【キャンベラ5日AAP】 高齢者団体は5日、年金受給年齢を70歳に引き上げるのは、50歳で仕事を見つけるのが困難である現状において、非現実的であると指摘した。
世代別レポートの報告を受けて、高齢者をサポートする非営利団体、ナショナル・シニアーズ・オーストラリアのマイケル・オニール局長は、高齢者の雇用を促進するさらなる努力が必要だと述べた。
一方で、オーストラリア年齢差別協会のスーザン・ライアン理事は、高齢労働者が社会経済に貢献できる可能性について注目したことは評価するとしたうえで、「高齢化社会からは逃げられない」「経済のためにも、社会のためにも向き合っていこう」と呼びかけた。