【ブリスベン7日AAP】 QLD州南東部で、スピアフィッシング中に溺れた友人を助けようと、男性2人が水深30メートル以上も素潜りした。
モレトン島の北西約6キロにあるハッチソン・ショールで7日午前7時頃、全員が20代の男性3人と運転手1人は、スピアフィッシングをしていた。警察によると、3人は何の装備もなく息を止めて潜っていた。1人が気を失って沈み始め、同時に潜っていた2人が水深30メートルまで潜り、男性を水面まで引き上げた。救急隊が男性の蘇生にあたったが、男性は現場で死亡した。
ブリスベン水上警察のショーン・ハリソン巡査部長は、「2人は、人間が通常耐えられる限界を打破して友人を水面に引き上げることができたが、不幸にも遅すぎた」と話した。