【シドニー11日AAP】 グローバル配車サービス企業「Uber」は、2020年までに世界中で100万人の女性運転手を雇用する計画があることを発表した。
同社のローシェイムGMは、Uberはこれまでにオーストラリアで数百人の女性運転手を雇用してきたとし、今回の計画で性差別をなくし経済活性につながればいいという見解を述べた。
同社長は、「連邦政府が最近発表した世代間報告書では、女性の雇用機会が上昇すれば、国内経済及びGDP(国内総生産)も顕著に伸びる」とした。
また、インドの首都デリーで、Uberを利用した女性客が男性運転手に強姦されるなど、男性運転手の車を利用することが、女性にとって抵抗を感じる状況の改善につながることも、今回の計画の利点であるとされた。
Uber社は最近、州政府及び国内のタクシー業界から、サービスの違反性を指摘されたばかり。