【パース11日AAP】 昨年1月パースで、当時20歳だったジェイミー・ディバインさんをはさみで刺し殺した罪に問われている、アシュリー・ジェームス・ガンソン容疑者に対しWA州最高裁判所は11日、終身刑を言い渡した。
事件は、ガンソン容疑者の友人の誕生日パーティーで起きたが、同容疑者はこの際、もう一人の男性も襲撃しており、これにより12か月の禁固刑も言い渡されている。ラルフ・シモンズ裁判官は殺人について、計画的犯行ではないが、飲酒が影響した悪質な犯行だったと述べた。
また同裁判官は、ガンソン容疑者が11歳のときから飲酒と薬物の使用があったことも指摘した。ディバインさんには2歳になる長女、ガンソン容疑者には15か月になる長男がいる。裁判官はディバインさんの娘が幼くして父親を失ったことの罪の重さにも言及した。