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エアアジア機 遺体収容打ち切りへ

【シドニー12日AAP】  昨年12月28日、インドネシアのスラバヤからシンガポールへ向かっていたエアアジア8501便について、エアアジア創業者のトニー・フェルナンデスCEOは12日、遺体収容作業を打ち切ることを発表した。

事故当時、同機には乗務員や乗客ら162人が搭乗していたが、60人の遺体が依然として発見されていない。同CEOは、これまで遺族らとの対話を継続してきたことを強調。「我々のメッセージは、諦めていないということ」と話した。

さらに、「遺族の皆様のケアを可能な限り行うのが我々の責任」と述べた。一方で、今年初めにインドネシアの調査団が国際民間航空機関に、事故についての報告書を提出したが、一般に公開されなかったことについて、「妥当な理由があるのだろう」と述べ、明言を避けた。

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