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若者の失業率「受け入れ難い」 労働党

【シドニー12日AAP】  新たに発表された統計で、15歳から19歳の失業率が21.7パーセント、20歳から24歳の失業率が10.6パーセントだったことについて、労働党のブレンダン・オコナー議員は12日、「受け入れ難い」と述べた。

同議員は「将来を担う若者たちが仕事のない状況におかれていること」について望ましくないと指摘。ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の研究でも、12か月連続で約30パーセントの若者が、長期にわたり失業していることもわかっている。

UNSWのラジャ・ジュナンカー教授は、「パートやアルバイトなどの雇用形態が最も不安定」「社会全体で失業率が高い状況は、経験の少ない若者にとっては不利」として、政府は若者らが、就職もしくは学びの機会を得られるように対策を講じていくべきだと述べた。

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