政治

タロンガ両動物園で改良計画 NSW

【シドニー14日AAP】   NSW州選挙を今月末に控え、ベアード州首相は、政権続投の際にはシドニーのタロンガ動物園で大規模な改良計画を行うと話した。

ベアード州首相は14日、「シドニーのタロンガ動物園は州内で最も人気のある観光施設」と話し、1億1500万ドル規模の改良計画を発表した。州政府は同プロジェクトに5740万ドルを投じ、残りはタロンガ基金から資金を得るとされる。ベアード氏はまた、「同資金は動かすことができず、州内の電柱・電線の民営化に左右されない」と述べた。

計画には、絶滅の危機にあるオーストラリア野生動物区域の改良と、ライオンやキリン、シマウマなどのためにアフリカサバンナに新たなスペースを設けることが含まれる。ゴリラやオランウータン、象の施設も改良される。

ベアード氏はまた、同州中部ダボにあるタロンガ・ウエスタン・プレーンズ動物園の5000万ドル規模の改良計画にも、2500万ドルを投じると約束した。

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