【シドニー15日AAP】 国内でテロに対する警戒度が高まっている中、全国の空港では毎日400人以上の搭乗客が特別検査のために呼び止められているという。
フェアファックス・メディアが伝えた報道によると、昨年8月から今年2月までの半年間で、政府のテロ対策部隊が全国8空港で呼び止めた搭乗客数は7万5906人。毎日400人以上に上る計算だ。
これらの搭乗客に対する検査は、特別職員による身元確認、国家安全に関する聴取など。呼び止められた人の中で何人がさらなる検査を受け、またはテロ組織に参加するために旅行をする予定だったのかは分かっていない。