【ブリスベン16日AAP】 ブリスベン西部トゥーンバに住む若きボクサーが試合後に倒れ、搬送先の病院で死亡した。ソーシャルメディアでは友人やファンなどから哀悼のメッセージが多く寄せられている。
ブレイドン・スミスさん(23)は14日夜、WBCアジアン・ボクシング・カウンシルのタイトルマッチでフィリピン人ボクサーと対戦。10ラウンド後にポイントで負けた。試合後控室に向かったがその後で倒れた。搬送先の病院で医療措置で昏睡状態となっていたが、16日午後、息を引き取った。
「ザ・グレート・ホワイト」というニックネームで親しまれたスミスさんは、その素晴らしい人柄のためファンが多くいた。常にボクシングが持つ悪いイメージを変えようと努力していたという。また、南クイーンズランド大学で法律を学んでいて、今年は最終学年だったという。