【シドニー4日AAP】 NSW州のベレジクリアン首相は4日、新型肺炎の拡大を懸念し、食料品や日用品を買い占める行為がエスカレートしていることを受け、冷静に行動するよう呼び掛けた。オーストラリア国内における感染者数は4日、40人を超えた。
ベレジクリアン首相は、医療の専門家のアドバイスに耳を傾けることは大切だとする一方、感染の拡大を抑えるために出来る限りのことはしているとして「落ち着いた行動をとることが重要」と話した。
NSW州のハザード保健相もまた、新型肺炎に対する過剰な反応は“極めてばかげている”と述べ、ウールワース、ALDI、コールズなど優秀なサプライチェーンがあるとして「物資は常に十分ある」と述べた。