【ブリスベン24日AAP】 虹色をしたオウム「ロリキート」はオーストラリア各地で日常的にみかけられる鳥だが、これまで草食と考えられていたロリキートが肉を食べることが分かり専門家らが驚きを隠せないでいる。
QLD州ブリスベン北部にあるエリンバーの住宅で、裏庭で鳥たちに餌付けをしているビルさんの話によると、通常、カラスに似た白黒の鳥、マグパイやクッカバラーといった種類の鳥のために肉を置いていたが、ある日、ロリキートたちが肉をめぐってケンカをしていることに気が付いた。
ビルさんはABC局のインタビューで、「ロリキートは、最初は鳥のエサの種などをつまんでいたが、他の鳥たちを追い払って肉を食べ始めた。すごく驚いた」と話した。
グリフィス大学のジョーンズ教授によると、ロリキートは通常、果実などを食べることで知られているが肉を食べるケースというのは今回初めて聞いたという。同教授によると、鳥は体調を崩した時に普段食べないものを食べようとする傾向があるが、ビルさんの裏庭を訪れる鳥たちは非常に健康的だという。
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