【シドニー7日AAP】 シドニーのスーパーマーケットで、トイレットペーパーをめぐり女性客3人が大喧嘩の末暴行事件に発展した件で、NSW州警察はこのような行いをした場合は起訴すると人々に注意を呼びかけている。
警察によると、7日の朝チュロラにあるウールワースで49歳の女性が暴行を受けたという通報があったという。ソーシャル・メディアに投稿された一部始終を撮影したビデオには、新型肺炎の影響でトイレットペーパーの買い占めに詰めかけた人々が、超増量サイズのトイレットペーパーをめぐって押し合ったり、叫んでいる姿が映し出されていた。
映像には、トイレットペーパーの取り合いから大喧嘩に発展したのち、女性が別の女性の髪を引っ張るなどの暴行を加えている光景が見られ 、警察では「このような行為は許されるものではない」とし、トイレットペーパーの供給は十分にあるためパニックにならないように人々に訴えた。
ウールワースでは混乱を避けるために今週から一人に対して4袋までの購入制限をしており、コールスも5日から同様の購入制限を一時的に行なっている。