【ブリスベン7日AAP】 ブリスベン市内で7日に、QLD州で発生した山火事で消火活動を行なった消防隊員や救急隊員が数百人集まり、彼らの功績を称えるパレードが行われた。
パレードにはQLD州の消防救急省の職員や、地方消防サービスのスタッフ、州緊急サービス(SES)やオーストラリア国防軍のメンバーたちが出席した。
同州では昨年9月上旬にゴールド・コースト奥地で山火事が発生して以来、45軒以上もの家屋が全壊し、250万ヘクタールもの土地が焼失している。
国内では、33人が死亡しており、2700軒以上もの家屋が全焼し何百万もの土地が焼失した史上最悪の山火事となっている。
クレイグ・クロフォード州消防救急相は「家族や自分の職場からも遠く離れた場所へ出向き、果敢に消火活動を続け、困難な時に人々に救済の手を差し伸べるその情熱と行為に心より感謝する」と彼らの消火活動の功績を称えた。