一般

NRLサポーターがフーリガン行為

【シドニー4日AAP】   シドニーのANZスタジアムで行われた、NRL(ナショナル・ラグビーリーグ)のサウスシドニー・ラビットーズ対カンタベリー・ブルドッグスの試合後、サポーターらがボトルを投げる事件が発生した。

3日夜の試合終了直前、ブルドッグスのジェームス・グラハム主将が反則を取られた後、騒動の多くは起こった。試合関係者のダレン・アルチンさんは、スタンドから投げられた水ボトルを避けようと転倒し、肩甲骨を骨折して病院に運ばれた。

警察は、試合関係者に向けてボトルが投げられた事件の調査を続けるとし、これまでに身元が確認された男2人に対し、法的手段がとられるとみられる。

NRLフットボール会長で5年間カンタベリーのCEOを務めたトッド・グリーンバーグ氏は、同チームのファンに対し、公式試合で物を投げた者は永久に試合観戦を禁止すると断言した。警察も、関与した場合には乱闘の罪で最長10年の懲役刑を科される可能性があると警告した。

別の事件では試合終了後、会場の外でラビットーズのシャツを着ていたとされる男性がブルドッグスのサポーターに押し倒され、目の上に6針縫うけがを負った。加害者の男は身体に障害をもたらした罪で起訴され、条件付きで保釈された。男は4月28日、バーウッド簡易裁判所に出廷予定。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら