【シドニー8日AAP】 NSW州政府は、使い捨てレジ袋の全面禁止に向けて動き出す見通しだ。国内で使い捨てレジ袋が禁止されていないのはNSW州のみ。
ベレジクリアン州首相は8日、年内に使い捨てレジ袋禁止の法制化を目指し、その後店舗らに6か月の移行期間を設ける考えを明らかにした。さらに、リサイクル可能なプラスチックの割合を10年以内に3倍にし、プラスチックごみを4分の1減らす。スーパーマーケット大手のコールズとウールワースはすでに使い捨てレジ袋を禁止している。
NSW州は2017年終わりから、飲料ボトル回収制度“リターン・アンド・アーン”を実施している。