【メルボルン5日AAP】 VIC州の国立公園で自閉症の少年が行方不明になって2日経ち、引き続き捜索が行われている。
ルーク・シャンブルック君(11)は3日午前9時半、エイルドン湖近くのフレーザー国立公園にあるキャンドルバークキャンプ場を去るのを目撃されたのを最後に、行方不明となっている。
捜索は周辺のブッシュ数キロに焦点が置かれている。空からに加え、救助犬隊や地元警察、州救急サービス(SES)のボランティアらが、ブッシュで覆われた地帯でルーク君の捜索にあたっている。キャンプに来た人たちも捜索活動に手を貸している。
VIC州のバティン影の救急サービス相は、メルボルン南東部に障害を持つ子どものための特殊学校を開く動きの際、ルーク君の家族に会った。バティン氏は、「ルーク君は自閉症を患う子どもの全特徴を持ち、行方不明になったことも本人は理解していないかもしれない」と話した。
ルーク君の家族は、捜索に加わる救急サービスの職員やボランティア、家族や友人らに対し感謝の意を表した。