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新型肺炎 予防接種開発まで少なくとも1年

【キャンベラ9日AAP】   国内で新型肺炎(COVID-19)に感染した人は92人、死者は3人に上った。専門家は、予防接種ができるまでに少なくとも1年かかると警告する。

感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)は、予防接種ができるまでに少なくとも1年かかるとしてさらなる研究費の支援を連邦政府に呼び掛ける。政府は国内での予防接種開発に200万ドル、CEPIには500万ドル未満を約束した。CEPIのジェーン・ホルトン会長は、「研究所で良さそうに見えても人体では望ましい結果が得られなかったり、安全に問題があったり、製造が困難なことも多い」「複数の型の開発にはおよそ30憶ドルが必要」と話した。

連邦のマーフィー医務部長は、「インフルエンザのように新型肺炎が毎年流行するのなら、予防接種は非常に有効」と話した。また、海外から帰国して鼻水、咳や微熱を含み、具合が悪い人は新型肺炎の検査を受けるよう促した。

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