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森林で不明の自閉症男児が発見される

【メルボルン7日AAP】   VIC州の国立公園内で行方が分からなくなっていた男児が無事に保護された。男児は、5日間も森林をさまよったにもかかわらず脱水症状などがみられるだけで比較的元気だという。

VIC州警察によると、失踪したルーク・シャンブルック君を最初に発見したのは救助用ヘリコプターだった。男性警察官は、「何か光るものを見かけた気がしてヘリコプターの操縦士にその地点を旋回するように頼んだ。そこでルーク君を発見した」と話した。

このヘリコプターは地上で捜索活動を行っていたチームに連絡。ルーク君を保護した。ルーク君は低温症と脱水症状がみられたが元気な様子で、父親のティムさんと再会した時には親指を立てて合図を送ったという。

ルーク君と家族は3日、レイクイールドン国立公園内にあるキャンプ場でキャンプをしていたところ、ルーク君の行方が分からなくなった。ルーク君は自閉症児で、両親は救助隊に対して、「もしかしたら迷子になったという自覚がないかも知れない」と話していた。

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