【シドニー10日AAP】 米国のアップル社による腕時計型の端末「アップルウォッチ」が初お目見えとなった。
主要アップルストアは10日午前9時の開店とともに、さまざまな種類の時計の試着を開始した。ベルトやサイズ、ケースの異なる54種類から選択が可能で、価格も499ドルから1万4,000ドルを超える豪華な金のモデルまで展開される。発売当日から店頭で購入が可能なiPhoneやiPadと異なり、アップルウォッチは当初オンライン予約のみで購入可能となる。最初の注文は4月24日に配送予定。
アップルウォッチは、持ち主のiPhoneに無線接続してメールやテキスト受信などを通知する。健康データを収集するセンサーも搭載し、写真を閲覧したり、ソーシャルメディアへの接続も可能。
初回レビューは、「最先端のスマートウォッチ」と概して好調だ。シドニーのジョージ・ストリートにある直営店の列に並んだ、アプリ開発者のベン・ペースターナックさんも、側面のナビゲーションなど直感的なインターフェイスを称賛し、「着けてすぐ、使い方がわかった」「どれを選ぶか悩む」と話した。