【キャンベラ16日AAP】 トイレットペーパーなどのまとめ買いによる混乱が続くなか、スーパーマーケット大手のウールワースは高齢者と障害者専用の営業時間を設けると決定した。
国内のウールワースのほとんどの店舗で17日から、午前7時から8時まで社会的に弱い立場とされる顧客のみが入店できる。入店には政府発行のコンセッションカードを提示しなければならない。一般の買い物客の入店は午前8時から。ウールワースは16日、「前例のない需要によって、高齢者らが生活必需品を買えない状況を見てきた」と声明を発表した。
国内で個人スーパーマーケットチェーンを展開するIGAも、高齢者対象の買い物時間の導入を検討している。メルボルンのアルトナの店舗で、午前6時から7時に試験的に行われた。