【キャンベラ17日AAP】 第一次大戦のアンザック100周年を迎えるなか、国内大手デパート「ターゲット」は、「アンザック」の記載のある商品を撤去することとなった。
ターゲットは、非営利団体「キャンプ・ガリポリ」に代わって、「アンザック」の記載のある商品を販売していた。同団体はアンザックの歴史を子どもたちに伝えるため、泊りのファミリーイベントを各都市で催している。同団体は、商品へのアンザックの文字使用の許可を得ており、収益を退役軍人会(RSL)や戦死者の遺族を守る会(Legacy)に寄付していた。
しかし、ロナルドソン退役軍人相が3点の商品を不適切とし、販売から外されることが決定した。
今週初め、スーパーマーケット大手「ウールワース」も広告キャンペーンに退役軍人の写真を使用したことで非難を受けた。「アンザック」の言葉を正式な許可なしで使用し、5万ドルの罰金に該当した可能性がある。