【キャンベラ18日AAP】 モリソン連邦首相は18日、国を問わず海外への渡航禁止を発表した。渡航情報が最高レベルの「禁止」に引き上げられたのは初めて。
モリソン首相は、海外から帰国した人によって新型ウイルスの感染が拡大するリスクが非常に高いとして、「学校の休み中に海外旅行を考えている人も、行かないように」と強く述べた。
海外での感染リスクが高いことから、外務省は渡航情報の引き上げを決定した。海外の医療機関の負担も増しており、外国人の治療をする余裕はない可能性もある。また、すでに海外にいて帰国を希望する人には、直ちに帰国するよう呼び掛ける。
オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、渡航を計画していた人に、旅行会社に直接連絡して返金やバウチャーなどの対応を求めるよう奨励する。詳細はACCCウェブサイトまで。