【ブリスベン21日AAP】 ブリスベンで21日、イスラム過激派「イスラム国」の脅威が拡大を続けるイラクに派兵される国防軍兵士300人の編成式が行われた。
今回派遣される兵士らはほとんどがブリスベンを拠点とする第7部隊のメンバー。現地では、イスラム国と戦うイラク軍兵士の訓練を行い、実際の戦争には参加しない。
この日、市内にあるガリポリ兵舎で行われた編成式で、アボット連邦首相は、「シリア東部とイラク北部で拡大を続けるイスラム国の脅威はオーストラリアにも到達しつつある」とし、オーストラリア軍は実際に戦争に参加しなくとも我が国を守ってくれていると述べた。