【パース22日AAP】 先住民コミュニティの閉鎖に直面しているWA州キンバリー・ランド・カウンシルの代表者らは22日、国連先住民族常設フォーラムに出席。インド、ニュージーランド、米国などから、コミュニティ閉鎖反対への支持を得たことを明らかにした。
キンバリー・ランド・カウンシルのアンソニー・ワトソン会長は、コミュニティの閉鎖は、同化の強制や独自文化の破壊は行わないとする国連の宣言に違反するものだとして、連邦政府をあらためて非難した。
コリン・バーネットWA州首相は、連邦政府が昨年9月、辺境地域にある約150の先住民族コミュニティについて、基本サービスのための予算措置を停止すると決定したのを受け、州として閉鎖はやむを得ない決断だと説明した。