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報道記者が不適切なツイートで解雇に

【キャンベラ26日AAP】   多言語放送局「SBS」のスポーツジャーナリストが、ツイッターに投稿したアンザックデーに関するコメントが非常に不適切であるという理由で解雇処分となった。

ジャーナリストのスコット・マッキンタイヤ氏は、オーストラリア軍のガリポリ上陸100周年に関するコメントとしてツイッターに、「エジプトやパレスチナ、日本で、いわゆる“勇敢な”兵士たちが行った即決処刑、集団強姦や強盗などを忘れるな」といった内容のコメントを投稿した。

SBS局は26日、マッキンタイヤ氏を解雇する理由として、同氏のツイッターでのコメントは非常に不適切かつ非常識であり、報道人としての倫理感を疑う内容であることだとした。

しかし一方で、ジャーナリスト仲間らからはマッキンタイヤ氏の解雇に反発する声も上がっている。ジャーナリストのヒュー・リミントン氏は、今回のコメントは確かに不適切なものではあるが、発言の自由を守るために過去の戦争で兵士らが命を落としていったことも忘れないでほしいと述べた。

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