一般

駐インドネシア大使を召還 死刑執行で

【キャンベラ29日AAP】   インドネシアの離島でバリナインのリーダー2人の死刑が執行されたことを受け、連邦政府は、駐インドネシア大使を召還させることを発表した。両国間では断交状態が続いている。

アンドリュー・チャンとミューラン・スクマランは、他の外国人死刑囚8人と共に、29日午前3時25分(豪東部時間)、銃殺刑の執行を受けた。

連邦政府はその数時間後、同国に駐在するオーストラリア大使を召還させることを発表した。来年度予算案ではインドネシアに対する支援の予算枠を削減させる可能性もささやかれている。

アボット連邦首相は刑執行を受けて、2人の遺族に哀悼の意を表すると共に、死刑は非常に残酷なものであり不要だったと述べた。

ビショップ外相は、チャンとスクマランが死刑の判決を受けた後、約10年間の刑務所生活を通じて、他の受刑囚を改善させる努力を続けたことに敬意を表し、「彼らは刑務所でのリハビリが効果的であることを証明した」と述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら