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アパート敷地内に陥没穴 60人が避難

【シドニー4日AAP】   シドニー西部ハリスパークで、アパート敷地内の地面が陥没し住民らが避難を余儀なくされている。

アパート敷地内で陥没が始まったのは今月2日。その隣にある放置状態の建築現場に溜まった雨水のために地盤がゆるみ、アパート敷地内で陥没が始まったとみられている。現在大きな陥没穴が2つ確認されているがその規模は拡大しつつあるという。

このアパートがあるパラマタ市では、現場は私有地であるため、市が対応できることは問題の工事現場の所有者に対して法的命令を発令することだけとした。現在、パラマタ市は土地の所有者の代理人と連絡を取り合っている。

このアパートは3棟あり、2日には60人の住人全員が避難命令を受けた。3日になって1棟の住民らが帰宅を認められたが、およそ50人は現在も避難状態にある。

避難中のある住民は、「危険な状態が続いている。また大雨が降って地盤がさらにゆるんだらどうしたらいいんだろう」と不安をあらわにした。

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